キャリアアップ2017.10.06
Macのパソコンはかっこいい？ノートPCをMacにして良かったこと悪かったこと
PCを初めて買う人や、買い換えたい人のほとんどがまず先に考えることの一つに、「MacにするかWindowsにするか」というものがあります。
私自身は、使用するソフトウェアの関係で初めてのPCはMacを購入したのですが、当時家族はWindowsユーザーでした。
そんな私が実際MacのノートPC（Mac Book Pro）を使用してみて感じたことを良かったことと悪かったことに分けて書いていきたいと思います。
●良かったこと●
・iPhoneユーザーにはぴったり！
→MacPCを使ったことのない方でもiPhoneユーザーという方は意外に多いのではないでしょうか。同じApple製品なので使用感も似ていてとても使いやすいです。
・初めから最低限必要なものが揃っている。
→購入時に多少カスタマイズ注文をすることもできますが、スペック的に自分で何かを積み直したり設定し直したりする手順がかなり少ないです。また、文書作成ソフトやテキストメモ、表計算ソフト、映像編集ソフト、楽曲制作ソフトなど他にもいろいろなソフトウェアや機能がデフォルトでインストールされています。そのため、手元に届いたその日から仕事を始めることができます。
・圧倒的な速さ
→何と言ってもとにかく起動が速い！もちろん再起動も速い！仕事をしていて何かの拍子に再起動を求められると絶望的な気持ちになりますが、再起動にかかる時間がWindowsとは比べものにならないほど速いのであまりイライラせずにすみます。さらに、とてもサクサク動きます。ページの読み込みはもちろん、ダウンロードやアップデートにかかる時間もとても短く快適です。
・画面がとにかく綺麗。
→Retinaディスプレイがかなり綺麗です。画面が荒いと文字も読みづらいですし、長時間作業のストレスも多くなりがちですね。発色もとても綺麗なので写真や画像を閲覧しているだけでも楽しく、時に癒されます。
・持ち運びに便利。
→Macのノートは非常に軽いです。もちろん他者から薄型軽量のWindows PCはたくさん出てきていますが、外や会社に持ち運んで映像や音楽などのパワーの必要な作業をする場合、並の薄型軽量PCでは操作が重くなってしまうことでしょう。お手軽にある程度のスペックを持ったPCを持ち運びたい場合にはちょうど良い重さだと思います。
・デスクトップを複数作ることができ、簡単に行き来できる。
→仮想デスクトップ機能を使えば作った複数のデスクトップに機能ごとに作業を振り分けてマルチ作業をすることができます。複数のデスクトップを切り替えるのもトラックパッドを三本指でスワイプするだけと、とても簡単です。
●悪かったこと●
・「Office」など、仕事で高確率で使われるソフトのファイルを正常に受け渡したり開いたりできない。
→これはもうご存知かと思います。MicrosoftからMac版のOfficeもリリースされていますが、Windows版Officeとの完璧な互換性は保証されていません。
・Windowsで使用できたアプリのほとんどが使用できない。
→お金を出して買ったアプリケーションやソフトウェアがMacだと使用できないことが多いので、windowsから乗り換えをお考えの方は現在使用しているものとよく比較して検討してください。
・PCの性能的にコストパフォーマンスが悪い。
→よく、Macは高いと言われていますが、PCに払う金額として見れば、”ちょっと高いけどなくはない額”です。しかし、それでも高いと言われてしまう理由は、パフォーマンスにあります。Windowsであれば自分でカスタムして価格帯を見ながらスペックの調整ができますし、知識がある人からしたらMacのコストパフォーマンスはあまり良いとは言えません。
・格闘ゲームやFPSなど、リアルタイム性の高いゲームをやりたい方には向かない。（基本的にはデスクトップでやるでしょうがノートも参考程度に。）
→MacOSには、数十ms（ミリ秒）のマウスカーソル遅延が存在しています。さらに、Macの液晶ディスプレイはとても画質が良く綺麗なのですが、その代償として応答速度がかなり遅くなっています。
・Appleのサポートはやや不親切。
→事前の電話予約は必須で、待ち時間も多く、結構なお金もかかります。お店の方によりますが基本的にマニュアル化された対応なのでレアなケースの対応はなんでも新品交換（高額）だったり、あまり親身に話を聞いてくれません。もちろんサービスの良い方もたくさんいらっしゃると思うので一概には言えませんが。
●最後に●
新しいノートPC購入の際には今回書いたことを少しでも念頭に置いてお店で一度見てみてください。ぜひ、納得のいく気に入ったものを購入してくださいね！
